では、現代の若者たちは「笑い」をどのように表現しているのだろうか。単に「笑」や「草」を使うにとどまらない、多層的なニュアンスが使い分けられている。
最もベーシックなのは「草」だが、それ以上に感情の振り切れ具合を表す際には「しぬ」「あせる」「プロフ参照」といった、一見すると文脈から外れたような単語が感情表現として機能する。また、テキストの文字数を極限まで削ぎ落とし、スタンプや一言の記号でニュアンスを伝えるスタイルが主流だ。「ワロタ」のように笑いを明確に言語化する行為自体が、現代の感性からするとやや大げさに映るのだ。