「warm it up」の真骨頂とも言えるのが、ストリートカルチャーや音楽シーンで培われたネイティブ英語スラングとしての用法です。単に温度を上げるだけでなく、「場を熱気で包む」「会場を沸かせる」「テンションを上げる」という意味で熱烈に使われています。
特にヒップホップやEDMなどの音楽シーンでは定番のフレーズです。DJがフロアに向けて「Let's warm it up!」とシャウトすれば、「さあ、ここから盛り上げていくぞ!」という合図になります。洋楽の歌詞でも、パーティーの幕開けや自分たちのスキルを見せつける導入パートで「Warm it up」というフレーズが頻繁に登場します。
さらに、ビジネスやカジュアルなトークの場でも、「本格的な議論に入る前のアイスブレイク」や「エンジンをかけて本気を出す」といった比喩的なニュアンスで用いられるケースが珍しくありません。「まだ本気を出していないが、徐々にペースを上げていく」という前向きな熱量を伝えるのに最適な表現です。