現在、丸の内エリアのプライムオフィス需要は過去最高水準で推移している。地上31階・地下4階のスケールを誇る館内は、低層部のホテルおよび商業フロア、中高層部のハイグレードオフィスフロアで見事にゾーニングされている。無柱空間を実現した整形フロアプレートは、フレキシブルなレイアウトを可能にし、外資系投資銀行やグローバルコンサルティングファーム、先端テック企業がこぞって拠点を構える理由だ。
市場にめったに出回らない非公開物件情報や実際の成約賃料は、共益費込みで坪単価4万円台後半から5万円台半ばを伺う水準に達している。空室が出ても水面下で引き合いが完結してしまうため、一般のポータルサイトに情報が掲載されるケースは極めて稀だ。東京駅直結という絶対的な立地優位性と、徹底したファシリティ管理が、テナントの強い退去抑止力として機能している。