Q1:毎日腕立て伏せをやったほうが早く大胸筋がつきますか?
A1:いいえ、逆効果になる可能性が高いです。大胸筋の回復には48〜72時間を要します。修復が終わる前に毎日負荷を与え続けると、筋肉の分解が合成を上回るオーバートレーニング状態となり、筋肥大が阻害されます。週2〜3回、中2〜3日の休養を挟んで集中して行うのが最も近道です。
Q2:腕立て伏せでどうしても腕や肩ばかり疲れてしまいます。
A2:胸を張る意識が弱く、肩甲骨が外側に開いていることが主原因です。動作に入る前に肩をすくめず後ろに引いて胸を張り、手のひらの親指側ではなく小指球・掌底全体で床を押すように意識してください。また、肘を横に張らず、体幹に対して45度の角度に保つと肩の前部への負担が大幅に軽減されます。
Q3:腕立て伏せだけでベンチプレスのような分厚い大胸筋を作れますか?
A3:自重のみでも引き締まった立体的な大胸筋を作ることは十分に可能です。ただし、体重による負荷の上限(約65〜70%)があるため、ボディビルダーのような極限のバルクアップを目指す場合は、最終的に加重ベストの着用やプッシュアップバーによる可動域拡大、あるいはウエイトトレーニングの併用が必要になります。