「みすず土鍋」を生み出す三鈴陶器は、日本有数の陶磁器産地である三重県四日市市に窯を構える。この地域で生産される「四日市萬古焼」は、1979年に国の伝統的工芸品として指定された。その最大の特徴は、驚異的な耐熱性にある。
萬古焼の土には「ペタライト」と呼ばれる耐熱性に優れた鉱物が配合されている。これにより、急激な加熱や冷却にも耐えうる頑丈な耐熱陶器が完成する。日本の国内シェア約80%を誇る萬古焼の土鍋技術。その最前線で炊飯性能を追求し続けてきたのが三鈴陶器だ。
みすず土鍋は、単なる調理器具ではない。長年の職人技と生活者の声が融合して生まれた、米を美味しく炊き上げるためだけに研ぎ澄まされた「機能美の結晶」と言える。