モバイル市場を取り巻く環境は激変している。物価高が高止まりする中、生活者が真っ先に切り込みを入れたい固定費の筆頭が「携帯電話料金」だ。こうした需要を巧みに捉えているのが、ソフトバンク株式会社が展開する格安SIMブランド、ワイモバイルである。
従来の学割施策は、学生本人のみを優待対象とすることが多かった。しかし今やトレンドは「家族巻き込み型」へと完全に移行している。芦田愛菜と出川哲朗のコミカルかつ説得力あるCMでも認知されている通り、若年層の新規獲得をフックに家族全員の回線を総取りする戦略こそが、電気通信事業における最大の競争軸となっているのだ。