日本サッカー協会の会見場で毎回大きな注目を集めるサッカー日本代表メンバー発表。かつてのような「サプライズ枠」への依存は影を潜め、現在の選考基準は極めてシビアな実力主義・コンディション重視へと移行しています。
森保一監督が掲げるマネジメントの真髄は、サッカー日本代表海外組招集を軸としながらも、チームの規律と戦術的柔軟性を高度に両立させている点にあります。森保ジャパン最新スタメンの基本構造を見ると、かつての「4-2-3-1」固定から、相手のプレッシング耐性や守備ブロックに合わせて「3-4-2-1」や「4-3-3」へとシームレスに変化する可変システムが定着しました。
中盤の底でキャプテンシーを発揮する遠藤航(リヴァプール)の危機察知能力とデュエル勝率、左サイドから一瞬で敵陣を切り裂く三笘薫(ブライトン)の突破力、右サイドでゲームメイクと決定力を兼備する久保建英(レアル・ソシエダ)の存在は、欧州のトップクラブでも警戒されるレベルにあります。さらに前線には上田綺世や小川航基といったタイプのことなるストライカーが控え、ベンチメンバーを含めた「26名の総合力」で90分間、相手に息をつかせないプレッシングとトランジションを実行できる点が、第2期森保ジャパンの真骨頂です。