バルカ共和国内で突如勢力を拡大した過激派組織「アル・ザマール」。彼らは「ベキの理念を継承した」と主張し、大規模なテロ行為を予告している。しかし、かつてノゴーン・ベキが目指したのは復讐の果てにある孤児の救済とバルカの貧困撲滅だった。
第13話で明かされたアジト内部の映像には、ベキがかつて愛用していた黄色いハンチング帽が飾られていた。だが、これは遺志の継承ではなく、ベキの名を利用して資金調達を図る過激派による「シンボルの悪用」に過ぎない。乃木がバルカへ再渡航した本当の理由は、父の遺志を泥塗るこの偽物たちを文字通り根絶やしにするためなのだ。