歯は、一度削れ落ちてしまえば二度と自前の組織として再生することはない。日々のセルフケアにおいて最も大切なのは、「汚れを落とすこと」と「組織を傷つけないこと」の繊細なバランスだ。熱心に磨くこと自体は素晴らしい習慣だが、そのベクトルが破壊に向かっていては何の意味もない。
まずは今夜のブラッシングから、歯ブラシの持ち方をペングリップに変え、ブラシを歯茎に当てる力を半分に落としてみてほしい。物足りなさを感じるかもしれないが、時間をかけてフロスを通せば、驚くほど口内はすっきりと清潔に保たれる。
そして何より、半年に一度は予防歯科を標榜する歯科医院でプロのチェックを受けることだ。自分では気づけないブラッシング圧の偏りや、初期の歯肉退縮、楔状欠損の有無は、専門家の目でしか見極められない。真面目な努力を正しい方法へと軌道修正すること。それこそが、80歳、90歳になっても自分の歯で美味しく食事を楽しむための最短ルートである。 (出典: 歯磨き の し すぎ(Yahoo!ニュース))
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