上場企業時代の有価証券報告書や転職口コミサイトのデータを統合すると、UUUM社員の平均年収はおよそ500万〜540万円前後(平均年齢32〜34歳)で推移してきました。メガベンチャーや大手広告代理店(電通・博報堂など)と比較すると控えめな水準ですが、一般的なIT・コンテンツ関連企業としては標準的な給与レンジと言えます。
給与体系は基本的に年俸制または月給+賞与の構成をとっており、グレード(等級)制に基づいた評価が敷かれています。20代前半の若手社員は350万〜420万円程度からスタートし、プロジェクトリーダーやマネージャークラスに昇格することで600万〜800万円台へと到達する設計です。ただし、ボーナスに関しては業績連動の割合が高く、後述する業績悪化局面では「賞与が大幅に削られた」「インセンティブの恩恵が薄れた」といった現場からの不満の声も散見されました。
福利厚生面では、各種社会保険完備や定期健康診断はもちろん、エンタメ企業らしいクリエイティブなインセンティブ制度や社内イベント支援などが用意されていました。しかし、家賃補助などの手厚い生活補助は限定的であり、待遇面だけを目的に入社するとギャップを感じやすい構造だったと言えます。