表現者としての強烈な土台を形作った場所、それがユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のステージだ。天候や観客層が刻一刻と変化する過酷なストリートショーにおいて、テーマパークダンスは単なる正確さ以上の「瞬間的な訴求力」を要求される。彼女はそこで、何千人ものゲストの足を一瞬で止める牽引力を叩き込んだ。
パレードルートの熱気の中でも、彼女のポジションには常に人だかりができた。重力を感じさせない跳躍力と、観客一人ひとりと感情を通わせるライブ感。エンターテインメントの真髄を肌で吸収したUSJでの日々こそが、後の大舞台で放たれるタフな存在感の源流となっている。