実用英語やリスニングテストにおいて、発音の知識は欠かせません。「use」という単語単体では「ユーズ(動詞)」や「ユース(名詞)」と発音されますが、used toの発音はカタカナ表記で表すと「ユーストゥ(/juːstu/)」となります。「ユーズド・トゥ」と濁って発音されることはありません。dの音が脱落し、toと滑らかにつながる点に注意が必要です。
文法面で迷いやすいのが、否定文と疑問文の構築ルールです。日常会話からビジネス、資格試験に至るまで、以下の形式が標準的に用いられます。
【否定文の作り方】
現代英語では、一般動詞の過去形と同様に助動詞didを用いる「didn't use to do」が最も一般的です。
例文:He didn't use to like spicy food.(彼は以前、辛い食べ物が好きではなかった)
※伝統的・格式の高い文体では「used not to do」という語順が使われることもありますが、現代の実用英語では「didn't use to」を覚えておくのが実用的です。
【疑問文の作り方】
疑問文もdidを文頭に置く形が基本です。
例文:Did you use to live in Tokyo?(以前は東京に住んでいたのですか?)
※didが前に出るため、useは原形(use)で表記するのが文法的に厳密なルールですが、発音上は「used to」とほとんど変わりません。