本の題名がわからないときの調べ方として、まず最初に試すべきは検索エンジンの高度なコマンド活用です。単に覚えているキーワードを並べて検索するだけでは、無関係なブログ記事や最新ニュースに埋もれてしまいます。そこで威力を発揮するのが、書籍の本文データまで網羅している専門検索エンジンです。
代表的なツールがGoogleブックスです。効果的なGoogleブックス検索のコツとして、以下の演算子を組み合わせる方法が挙げられます。
- フレーズ検索(" "):印象に残っている一節やセリフを「"月が綺麗ですねと男は呟いた"」のように二重引用符で囲むと、その文字列が完全に一致する書籍のみを抽出できます。
- タイトル除外・指定(intitle:):覚えている単語がタイトルに含まれているか怪しい場合は、あえてあらすじの単語だけを並べ、ノイズとなるキーワードを「-(マイナス)」で除外します。
- 年代絞り込み:検索ツールの期間指定で「2000年〜2010年」など自分が読んだ時期を設定すると、近年の新刊が除外され、昔読んだ本を探す際の精度が跳ね上がります。
また、文字ではなく視覚的な記憶が強い場合は、表紙の特徴から本を特定するアプローチが有効です。「文庫 表紙 青い クラゲ」「児童書 ハードカバー 赤い 洋館」のように、「本の判型(文庫・新書・単行本・絵本)+表紙の基調色+描かれていた中心モチーフ」を掛け合わせて画像検索タブに切り替えると、視覚的な記憶と合致する書影が一目で確認できます。