左右で瞳の色が違う「オッドアイ」とは?発症原因や人間・猫の確率を解説

左右で瞳の色が違う「オッドアイ」とは?発症原因や人間・猫の確率を解説

左右で瞳の色が違う「オッドアイ」とは?発症原因や人間・猫の確率を解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

虹彩の色が左右で異なる状態になる背景には、胎児期からの遺伝的要因による「先天性」と、成長後の環境やトラブルによる「後天性」の2つのルートがあります。

生まれつきオッドアイになる先天性の主な原因は、受精卵から体が形成されるプロセスにおいて、虹彩へメラニン色素を運ぶ細胞の移動や定着に異常が生じることです。遺伝子の突然変異をはじめ、染色体異常や遺伝性疾患(ワールデンブルグ症候群、ヒルシュスプルング病など)の一症状として発現することが知られています。先天的なケースでは、視覚機能そのものに障害を伴わないケースも多く見られます。

一方、注意を払うべきは大人になってから瞳の色が変化する後天的なケースです。後天的な虹彩異色症は、以下のような病気や外的要因によって引き起こされます。

  • 眼球の外傷や打撲:強い衝撃や眼球内出血によって組織が損傷し、色素の沈着バランスが崩れる。
  • 緑内障やぶどう膜炎などの眼疾患:眼球内部の炎症や毛様体神経の障害によって虹彩が萎縮・変色する。
  • 薬剤の副作用:緑内障治療薬(プロスタグランジン関連点眼薬など)の継続使用により、投与した側の虹彩色素が増加して濃くなる。
  • ホルナー症候群や腫瘍:交感神経の麻痺や眼球周辺の腫瘍によって、片側の色素形成が阻害される。

成人の瞳が後天的に変色し始めた場合、背後に重大な眼疾患や神経障害が隠れている可能性が高いため、早期の眼科専門医による受診が不可欠です。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。