ウミガメの卵に隠された秘密!温度で性別変化&食べる禁止の真相

ウミガメの卵に隠された秘密!温度で性別変化&食べる禁止の真相

ウミガメの卵に隠された秘密!温度で性別変化&食べる禁止の真相の全貌を詳しく解説してご紹介します。

厳しい自然界において、ウミガメの卵が無事に孵化し、大人(成体)まで成長できる確率は極めて過酷です。ウミガメの孵化成功率は、砂浜の環境が保たれていれば約70〜80%程度ですが、海にたどり着いた子ガメが親になれる確率はおよそ5,000分の1〜10,000分の1(0.01〜0.02%以下)にすぎません。

巣の中にある段階から、卵はタヌキ、カニ、野犬、アリなどの天敵に狙われます。無事に夜の砂浜へ脱出できても、街灯の光に惑わされて道路に迷い出たり、海に入る直前にカラスやカモメに捕食されたりします。海に入った後も、沿岸部に待ち構えるフエダイなどの大型魚類やサメの標的となります。

これら自然の天敵に加え、ウミガメが世界中で絶滅危惧種に指定されている理由には、人間の活動による直接的な影響が深く関わっています。

  • 海洋プラスチックごみ問題:漂流するレジ袋やマイクロプラスチックをクラゲなどの餌と誤認して誤飲し、消化器官が詰まって命を落とす事例が後を絶ちません。
  • 海岸開発と砂浜の減少:消波ブロックの設置や護岸工事により、ウミガメが上陸して産卵できる自然な砂浜が急速に失われています。
  • 漁業による混獲:延縄(はえなわ)や定置網に誤って引っかかり、水中で呼吸ができずに溺死してしまう事故が発生しています。
中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。