大学の調査委員会が公表した調査報告書は、これまで表に出ていなかった現場の凄惨な状況と過激化の背景を明瞭に描き出している。非公式サークル「BADBOYS」のメンバーらは、酒席の悪ノリが高じた結果、宿泊施設の備品を壊し、それを咎めるどころか興奮気味に撮影・投稿していた。報告書によれば、日常的な規律の欠如と「内輪ノリ」の暴走が長年にわたり容認されていた土壌があったという。
公表された処分結果は極めて厳しいものとなった。関与した学生らに対して厳重な処分が下され、サークル自体は即時無期限の活動停止・解散処分と判定された。再発防止策として大学側は、非公認団体を含むすべての学生サークルの実態把握、法令順守および倫理教育の義務化、管理責任体制の全面的な見直しを決定。事件の教訓を風化させないためのガバナンス改革が、速やかに全学でスタートしている。