現在、米軍やNASAなどの公的機関では「UFO(Unidentified Flying Object)」という呼称に代わり、主に「UAP(Unidentified Anomalous Phenomena:未確認異常現象 / 従来のUnidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という用語が標準的に使用されています。
UAPとUFOの違いが生じた最大の理由は、長年「UFO=宇宙人の円盤」という先入観やオカルト的なイメージが定着してしまったことにあります。このスティグマ(偏見)により、現役のパイロットや軍関係者が正体不明の物体を目撃しても報告をためらう風潮が生まれ、重大な安全保障上の空白が生じていました。
呼称をUAPへと刷新し、未確認航空現象科学的検証を本格化させたことで、目撃情報を偏見なく収集・分析する枠組みが確立されました。宇宙空間から大気圏、さらには水中までシームレスに移動する現象(トランスメディウム現象)も視野に入れた調査体制が整えられています。