国際サッカー連盟(FIFA)が打ち出した構造改革は、育成年代の常識を覆した。従来は24カ国による狭き門だった本大会が、一気に48カ国へと枠を拡大。さらに2026年から5年間、開催地をカタールに固定して「毎年開催」するという異例の決断が下されたのだ。
主導したのは国際サッカー連盟(FIFA)会長のジャンニ・インファンティーノだ。彼は国際大会の出場機会を若手選手に提供することこそが、世界全体のレベル底上げに直結すると強調する。この大改革を受け入れる形で立ち上がったのがカタールサッカー協会だ。2026年の大人向けワールドカップで培った最新鋭のスタジアム群と冷房設備、コンパクトな都市インフラを提供し、世界中から集まる48代表を毎年スムーズに受け入れる体制を整えた。
規模の倍増は、激戦の構図をも変えた。出場枠が増えたことで、アフリカや南米、アジアの隠れた強豪国が続々と名乗りを上げる。一発勝負のトーナメント戦では、新興国の爆発的な個性が欧州の戦術エリートを飲み込む場面も増えるはずだ。FIFA U-17ワールドカップは、文字通り地球規模の群雄割拠時代へと突入した。