ナスを安定して長期間収穫するためには、骨格となる枝の配置をコントロールする「仕立て方」が欠かせません。家庭菜園で最も収量と管理のバランスが良いのは「3本仕立て」です。
植え付け後、最初に咲いた一番花(第1花)のすぐ下から出る勢いの強いわき芽2本を残し、主枝と合わせて合計3本の太い枝を伸ばしていきます。それより下から生えてくる細いわき芽は、栄養が分散するのを防ぐため、小さいうちにすべて指で摘み取る「わき芽かき」を徹底します。
支柱立ては、長さ120cm〜150cm程度の太めの園芸支柱を3本用意し、クロスさせる「合掌式」または3本の主枝それぞれに沿わせる「3本放射状立て」で固定します。麻ひもを使い、茎を傷つけないよう「8の字結び」で適度なゆとりを持たせて誘引してください。
収穫が始まった後の枝管理には「一果一葉(いっかいちよう)の摘心」を取り入れます。各枝にナスが1つ実ったら、その実の先にある葉を1枚だけ残して先端をハサミで摘心(ピンチ)します。実を収穫する際に、その実がついた側枝自体を根元から切り戻すことで、常に新しい充実した枝へ更新され、株の老化を防ぐことができます。