Q1:SPF30とSPF50+では、実際の紫外線防止効果にどれほどの差があるのでしょうか?
A1:理論上の紫外線B波(UVB)の遮断率を見ると、SPF30は約97%、SPF50は約98%であり、その差はわずか1%程度に過ぎません。しかし、実生活では大半の人が推奨量の3分の1程度しか塗布できていないため、初期値に余力があるSPF50+を選んだ方が「結果的に薄塗り状態でもSPF15〜20相当の安全マージンを肌上に残しやすい」という実利的な差となって現れます。
Q2:昨年の夏に開封して使い切れずに残った日焼け止めは、今年も使用しても問題ありませんか?
A2:一度開封された日焼け止めは空気と触れて酸化が進み、雑菌が繁殖しているリスクがあります。特に紫外線吸収剤や防腐成分が変質していると、本来の防御性能が発揮されないばかりか、接触皮膚炎や色素沈着の元凶になります。未開封で適切に冷暗所保管されていた製品なら3年持ちますが、開封済みの製品はワンシーズン(約半年)での使い切りが鉄則です。昨年の開封品は破棄することを強く推奨します。
Q3:敏感肌ですが、どうしても絶対に焼きたくない場合はどのような製品を選ぶべきでしょうか?
A3:紫外線吸収剤を含まない「ノンケミカル(紫外線散乱剤のみ)」表記があり、かつアルコール(エタノール)や香料が無添加の設計を選んでください。散乱剤主体の製剤は肌への刺激が極めて穏やかですが、摩擦で落ちやすいため、低刺激な高純度酸化チタンや微粒子酸化亜鉛が均一に分散されたドクターズコスメ系を選択し、2〜3時間おきに優しく重ね塗りを行うのが賢明です。