この改革をトップとして牽引するのが、株式会社みずほフィナンシャルグループの木原正裕執行役社長(グループCEO)だ。木原氏は、硬直化した組織風土の打破と人材の多様性活かすマネジメントの重要性を度々主張してきた。
「日経ビジネス」をはじめとする主要メディアのインタビューや「企業ニュース・ビジネス特集」でも、みずほの服装改革はたびたび取り上げられている。単なる福利厚生の一環ではなく、企業価値向上に資する「戦略投資」として位置づけられている点が、経済界でも高く評価されている理由だ。
トップが明確な意志をもって発信し続けることで、行員一人ひとりが「自らの装いに責任を持つ」意識が芽生え始めている。それは、指示待ち姿勢からの脱却という、組織改革の本質とも重なり合っている。