歴史ファンや御朱印愛好家の間でいま最も注目を集めているのが、新選組副長・土方歳三の命日や特別な縁日に合わせて授与される限定御朱印だ。歳三の家紋である「左三つ巴」や愛刀「和泉守兼定」の意匠をあしらった特別な揮毫は、手にするだけで幕末の熱気が伝わってくるような迫力を放っている。納経所では通常の御朱印に加え、季節ごとに意匠が変わる切り絵御朱印なども用意され、参拝の記念として高い人気を誇る。
しかし、週末や祭礼の日の日中は大変な賑わいを見せる。御朱印の拝受や本堂への参拝で長蛇の列に巻き込まれないための鉄則は、朝の初動にある。堂内での護摩修行が始まる前の午前8時30分から9時頃に境内へ入れば、まだ人のまばらな静寂のなかで清冽な空気を独り占めできる。仁王門から不動堂、奥殿を抜け、裏山の大日堂へと抜ける一方通行の動線を意識するだけで、人混みのストレスを劇的に軽減することが可能だ。