とろけるタイプとの違いは?スライスチーズの危険な噂とプロ直伝保存術に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

SNSやネットの掲示板で時折見かける「加熱用のとろけるスライスチーズを生でそのまま食べると食中毒になる」という噂ですが、これは科学的に誤りです。

日本国内で流通しているプロセスチーズは、製造工程で80℃以上・数分間の加熱殺菌処理が義務付けられています。そのため、リステリア菌などの病原菌は死滅しており、加熱用と表記されているとろけるタイプを生のまま口にしても、衛生上の危険性はありません。メーカーが「加熱用」と記載している主たる理由は、加熱しないとボソボソとした粉っぽい食感になり、本来の美味しさを発揮できないためです。

ただし、注意が必要なのは開封後の賞味期限切れと保管状態です。未開封であればパッケージ記載の期日まで品質が保たれますが、一度開封すると空気中のカビ胞子や手の雑菌が付着しやすくなります。

開封後は賞味期限の日付にかかわらず1〜2週間を目安に使い切るのが鉄則です。表面に白や緑の斑点状のカビが発生している場合や、開封時と異なるツンとした酸っぱい異臭、異様な変色が見られる場合は、加熱しても毒素が残る可能性があるため迷わず廃棄してください。