美容皮膚科には「ハイフ(HIFU)」や「サーマクール」といった代表的なたるみ治療機器が存在する。自身の肌状態に合わせて正しい治療法を選択するには、作用する層とエネルギー特性の違いを把握することが不可欠だ。
ハイフ(高密度焦点式超音波)は、さらに深いSMAS筋膜層(約4.5mm)にピンポイントで点状の熱を加える。筋膜レベルからの強力な引き上げ効果を誇る反面、骨に近い部位での痛みや、照射後の独特な打撲痛を伴うことがある。
サーマクールは単極性高周波(Monopolar RF)を用い、真皮から皮下組織にかけて強力な熱エネルギーをボリューム照射する。非常に高い引き締め力を発揮するが、麻酔が必要なほどの熱感や痛みを覚える患者も少なくない。
対するリファームは、真皮層全体にマイルドかつ均一に熱を分散させる。表皮を保護する強力なコンタクトクーリング(冷却システム)がヘッドに内蔵されているため、火傷のリスクを排除しながら、痛覚閾値の低い人でも快適に治療を受けられるバランス設計となっている。