タイポグラフィとしての視認性も無視できない。スマートフォンの画面幅には限界があり、長すぎる文字列は「…」で途切れてしまう。
近年のトレンドは、徹底した引き算だ。絵文字をぎっしり並べるスタイルはすでに過去のものとなり、現在好まれるのは「文字+アクセントの絵文字1つ」か、あえて記号すら使わない潔いひらがな表記。「さぶいぼ」「あさごはん」「ぎょうざ」。丸みを帯びた文字を数文字置くだけで、トーク一覧画面に独特の抜け感が生まれる。一覧で見たときの“ノイズの少なさ”を計算できるかどうかも、センスの分かれ目だ。