ネット上の掲示板やSNSでは、「通信制高校になんちゃって制服を着て行くと浮かないか」「実際のスクーリング現場ではどのような服装の生徒が多いのか」という疑問が頻繁に交わされています。編集部が複数のキャンパス在校生や卒業生の証言を検証したところ、現場のリアルな実態が浮かび上がってきました。
都内の私立通信制高校に通う在校生の手記や取材データによると、通常のスクーリング日における服装の比率は「私服派が約6〜7割、なんちゃって制服および指定制服派が約3〜4割」という構成が一般的です。
「中学時代は不登校で制服をほとんど着られなかったので、通信制に入学した時はCONOMiで揃えたなんちゃって制服で通いました。周りにもブレザーにチェックのスカートを合わせている子が普通にいて、誰からも変な目で見られることはありませんでした」(私立通信制高校・2年生女子の体験談)
「普段の集中スクーリングはパーカーにデニムなどの完全な私服ですが、レポート提出後の友達との写真撮影や文化祭イベントの時だけ、なんちゃって制服を着て楽しんでいます。自分の気分で切り替えられるのが通信制の最高のメリットです」(広域通信制高校・卒業生の手記)
かつて存在した「通信制で制服を着ていると目立つのではないか」という懸念は、近年の多様な通学スタイルの普及によって完全に払拭されています。むしろ、ファッションとして制服を楽しむ文化が自然に受け入れられています。