桐生順平がレースで着用するヘルメットには、彼のアイデンティティと走りの美学が詰め込まれています。鋭い稲妻を想起させるグラフィックと埼玉支部の誇りを宿したスタイリッシュなカラーリングは、水上での視認性も高くファンの間でも大人気です。
しかし、トップ街道を走り続ける道のりは決して平坦なものばかりではありませんでした。攻めのスタートを追求するがゆえに直面したフライング(F)によるペナルティやSG・G1選出除外期間など、手痛い試練も経験しています。
スタート事故による長期離脱の痛手を経験しながらも、彼はスタートに頼り切るのではなく「卓越した旋回力と道中での捌きで勝つ」という自身のスタイルを極限まで磨き上げることで逆境を跳ね返しました。ピンチを糧にして技術を昇華させるメンタルの強さこそが、桐生順平がトップに君臨し続ける真の理由です。