官民が一体となった取り組みも加速している。子どもの健全な発育を促す「離乳食完了期支援プロジェクト」の広がりを受け、食品メーカー各社も幼児向け食材の開発に乗り出した。ベビーフード業界では、無添加の幼児専用食パンや、塗るだけで栄養が補えるキューブ状の具材ペーストなど、次世代の商品が相次いで投入されている。
従来の離乳食は「市販パウチを温めてそのまま与える」スタイルが主流だった。しかし現在は、市販の安全なペーストを食パンに塗ってサンドイッチに仕立てるなど、手作りの温もりと市販品の利便性を掛け合わせたハイブリッド型の調理法が定着している。市販品を活用することで保護者のゆとりが生まれ、子どもと笑顔で食卓を囲む時間が生まれている。