このブームを加速させた大きな要因が、タレントやグラビアアイドルのゴルフ参入だ。コロナ禍以降のゴルフブームを経て、YouTubeでのゴルフチャンネル開設はタレントの定番キャリアコースとなった。そこへ専門誌やWebメディアが「ゴルフ女子」「グラビアゴルファー」といった看板を掲げてタイアップ企画を連発し、一大ジャンルを確立した。
かつてのゴルフメディアといえば、スイングのメカニズムや新製品クラブの試打インプレッションが主流だった。しかし今や、バラエティ番組さながらの企画や、出演者のビジュアルを前面に押し出した動画が再生数の上位を独占する。メディアの収益構造自体が、ゴルフ愛好家だけでなく「単なる視聴者」を巻き込む形へシフトした瞬間だった。