全国の主要100円ショップにおける文房具コーナーを徹底的に調査したところ、驚くべき実態が浮き彫りになりました。ダイソーの公式ネットストアや大型実店舗のダイソーの借用書売り場を隈なく確認しても、専用の借用書や金銭借用書の伝票は一切ラインナップされていません。
売り場に並んでいるビジネス用伝票は、領収書、請求書、納品書、合計請求書、見積書、出金伝票といった商取引に頻繁に使われる定番品に限られています。同様に「セリアで借用書が売ってる場所はあるのか」という点についても、セリアやキャンドゥの店頭および受発注データを追跡した結果、取り扱いはゼロという結果でした。
この背景には、100円ショップの明確な商品回転率戦略が存在します。日々大量に消費される領収書や請求書と異なり、一般消費者が借用書を買い求める頻度は極めて低いため、定番棚のスペースを割く合理性がないからです。したがって、既製品の伝票冊子を手に入れたい場合は、アスクルなどのオフィス通販、Amazon、あるいはホームセンターや大型文具店で日本法令などが発行する専用用紙(相場500円〜900円前後)を探す必要があります。
しかし、そこで落胆する必要はありません。100均の契約書用紙の既製品が存在しないからといって、100均のアイテムでお金の貸し借りの証拠を残せないわけではないからです。