トリミングスタイルを選ぶ際、SNS上の見栄えだけで判断すると愛犬に負担をかけてしまう落とし穴があります。
代表的な誤解が「夏場だから全身をツルツルに短くすれば涼しいはず」という思い込みです。地肌が見えるほど短くバリカンを入れてしまうと、直射日光による紫外線ダメージやアスファルトの照り返し熱を皮膚が直接受けてしまい、かえって熱中症や皮膚炎のリスクを高めます。夏場であっても地肌を保護するために最低限5mm〜6mm以上の毛丈を残すのがトリミング業界の共通見解です。
また、子犬のパピー期(生後3ヶ月〜8ヶ月頃)は毛が非常に細く柔らかいため、成犬のような立体的なアフロやボリューミーなテディベアの形を完全に作ることができません。毛質がしっかり生え揃う1歳前後の成犬期に向けて、徐々にスタイルを育てていく意識を持つことが大切です。