F2004の伝説は、サーキットの外でも独自の文化を形成しています。特に模型・ホビーの世界において、その人気は別格です。
模型メーカーの雄であるタミヤが発売した1/20スケールのプラモデルは、Tipo 053エンジンの細部や複雑な空力パーツ、リヤサスペンション構造に至るまで驚異的な精度で再現されており、モデラーの間で「F1モデルの最高峰」として高く評価されています。絶版となった現在でもコレクターズアイテムとしてプレミア価格で取引されるほどの人気です。
さらに、マテル(ホットウィール・エリート)やBBRなどが展開した1/18スケールのミニカー完成品も、フェラーリ黄金期の記憶を手元に残したいファンから熱烈な支持を集めています。ドライバーズフィギュアが鎮座する真紅のマシンは、単なるミニチュアを超えた美術品のような存在感を放ち続けています。