カーリング石の値段はなぜ高い?1個10万円超の秘密と約20Kgの真相

カーリング石の値段はなぜ高い?1個10万円超の秘密と約20Kgの真相

カーリング石の値段はなぜ高い?1個10万円超の秘密と約20Kgの真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

カーリングストーンの品質を決定づける命ともいえるのが、原材料となる石の産地です。世界選手権やオリンピックを含む公式大会で使用されるストーンの大部分は、イギリス・スコットランド沖に浮かぶ無人島「エイルサクレイグ島(Ailsa Craig)」で採れる最高級のスコットランド花崗岩から作られています。

この島で産出される花崗岩(特に「ブルーカーン」や「コモンレッド」と呼ばれる種類)は、分子構造が極めて緻密で吸水率がほぼゼロに近いという驚異的な特性を持っています。通常の石は水分を吸収して氷上で凍結膨張を起こし、激突時に内部から破砕してしまいますが、エイルサクレイグ島の花崗岩は水分を寄せ付けず、氷点下の激突にも耐え抜く強靭さを誇ります。

現在、エイルサクレイグ島は野鳥の自然保護区に指定されており、採掘は数年に一度、環境破壊を防ぐ厳格なルールの下でしか許可されません。また、練習用や競技用ストーンの一部には、同じく高い耐久性を持つウェールズ産のカイスマイルズ花崗岩(Trefor花崗岩)なども採用され、貴重な資源を保護しながら最高峰の品質が保たれています。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。