信頼していた人物からの投資話に端を発した今回の事案は、単なる知識不足という言葉では片付けられない複雑な背景を持つ。木本武宏が関与したとされる案件には、独自のトレードノウハウを謳う暗号資産の運用やFX取引が含まれていた。後輩芸人や実業家の知人から集めた資金は数億円規模にのぼり、その責任の重さは彼の肩に重くのしかかった。
「本人は悪質に騙し取る意図ではなく、純粋に周囲を巻き込んで利益を還元できると信じ切っていた」。当時の取引を知る芸能関係者はそう口を揃える。だが結果として運用は破綻。仲介役となった人物との連絡が途絶えたことで、すべての矛先が彼自身に向けられることとなったのである。