1985年、夏目雅子さんが急性骨髄性白血病を発症して入院した際、田中好子さんは献身的なサポートを続けました。当時、トップ女優として多忙を極めていた田中さんでしたが、時間を縫っては極秘で病院へ駆けつけ、夏目さんを励まし続けました。
闘病中、抗がん剤の副作用で髪が抜けることにショックを受けていた夏目さんのために、田中さんは可愛い帽子やバンダナを探してプレゼントするなど、女性としての繊細な心に寄り添い続けました。夏目さんもまた、田中さんの温かい励ましに幾度となく救われたと語り合っていたといいます。
夏目さんが27歳という若さで帰らぬ人となった際、田中さんは深い悲しみに暮れながらも、遺族の一員として気丈に振る舞い、義妹の最期を見届けました。