本大会の歴史を語る上で欠かせないのが、吉本興業所属の女性芸人たちが見せてきた圧巻のパフォーマンスだ。歴代チャンピオンである天才ピアニストや紅しょうがといった実力派コンビは、王座獲得を足がかりにバラエティ番組の第一線へと躍り出た。
彼女たちが大会で提示したネタの精度と舞台度胸は、「女性芸人の賞レース」に対する視聴者の眼差しを「物珍しさ」から「本格派のお笑い競技」へと完全にシフトさせた。歴代女王たちが勝ち取った勝利の要因は、一発屋的インパクトではなく、日頃の劇場公演で培われた圧倒的な技術にほかならない。