生成AIの爆発的な普及に伴い、データセンター内部の電力消費と通信遅延は世界的な死活問題となった。従来の銅線配線から光配線への移行が進む中、QDレーザが誇る量子ドットレーザ技術への期待はかつてない高まりを見せている。高温環境下でも安定して動作する同社のレーザ光源は、冷却コストを劇的に削減できる唯一無二の強みを持つからだ。
決算資料を紐解くと、通信用レーザチップの出荷実績は前年同期比で大幅増を記録した。北米およびアジアの半導体ファウンドリや光学モジュールメーカーとの実証実験(PoC)段階から、いよいよ商用ラインへの組込段階へとフェーズが移行しつつある。顧客側での採択数が確定すれば、一気に量産効果による粗利益率の向上が狙えるポジションに位置している。