テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅

テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅

テストの偏差値の出し方と計算式|エクセル関数から早見表まで徹底網羅を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

受験指導の現場において、高校受験と大学受験の接続部分でも同様の混乱が起きます。高校受験の模試で「偏差値68」をマークして地域一番の進学校に入学した高校生が、高校2〜3年で受ける全国模試(駿台全国模試や河合塾全統記述模試など)で「偏差値52」を突きつけられ、アイデンティティの危機に陥るパターンです。

この現象の背景には、高校受験偏差値目安と大学受験偏差値基準における「母集団の決定的な格差」があります。

中学校までは義務教育であり、高校進学率は98%を超えています。すなわち、高校受験の都道府県別統一模試(いわゆる全県模試)の母集団は「同年代のほぼすべての層」を反映しています。この広大な母集団の中で上位6%に入れば、高校入試の偏差値は容易に「65〜68」に達します。

しかし、大学受験になると状況は一変します。同年代の半数強が大学へ進学する時代になったとはいえ、大学入試に挑戦する層は、高校受験の段階で上位半分に位置していた生徒たちが中心です。さらに、難関大学受験者がこぞって受験する「駿台全国模試」のようなハイレベル模試には、全国のトップ進学校の現役生や予備校の浪人生が集結します。

母集団全体のレベルが底上げされているため、高校受験で「偏差値65」だった生徒は、大学受験の標準的な模試(河合塾の全統模試など)では「偏差値53〜55程度」、母集団の学力水準が極めて高い駿台模試では「偏差値45〜48程度」まで低下するのが一般的な相場です。各予備校が発表する大学の合格目標偏差値が、模試の種類によって大きく異なるのもこのためです。

大手予備校の関係者や進路指導教諭は、指導現場で次のように証言しています。

「高校受験の感覚を引きずったまま大学入試に突入し、『自分は偏差値60以上あったのだからMARCHや地方国公立は余裕だろう』と高をくくって撃沈する受験生が毎年後を絶ちません。偏差値は『誰と一緒に受けたか』で決まる相対的な位置取りに過ぎないことを、高校入学の段階で再認識させる指導が不可欠です」

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。