テレビ局の現場でも、この現象を無視できなくなっている。あるキー局のドラマ制作スタッフは匿名を条件にこう明かす。「Xのハッシュタグも参考にしますが、視聴者の本音や伏線に対する鋭い洞察は、実況トピックのログを読んだほうが遥かに拾える。脚本のテンポ感やキャラクターの嫌われ具合など、次回作のブラッシュアップに直結する宝の山です」。
実際、実況トピックで盛り上がった伏線回収やキャストの怪演が話題を呼び、後半に向けて見逃し配信の再生数が右肩上がりに伸びるケースも珍しくない。視聴者のリアルタイムな叫びが、口コミの波及源として機能しているのだ。