彼の歩みを語る上で外せないのが、実力派ボーカルグループ「UNIONE」での活動だ。ソニー・ミュージックレーベルズからメジャーデビューを果たし、緻密に積み上げられたハーモニーと圧倒的な歌唱力でファンを魅了した日々は、彼の音楽的バックボーンを強固なものにした。5人の声が重なり合うアンサンブルの中で、ひときわエモーショナルな響きを放っていたのが彼の声だった。
グループでの濃密な経験を経てソロへと舵を切った際、彼が選んだのは単なる延長線上ではない道だった。自らのルーツであるJ-POPのメロディセンスを核に据えつつ、R&Bやオルタナティブの要素を大胆に吸収。自身の声一本で空間を支配する覚悟が、今日の圧倒的なステージングへと繋がっている。