藤沢駅を利用するにあたり、絶対に外せない双璧が「いろり庵きらく藤沢店」と「箱根そば藤沢店」です。改札の「内」か「外」かという立地差だけでなく、出汁のアプローチや麺の食感にも明確な違いが存在します。
JRの改札内コンコースに位置するいろり庵きらく藤沢店最大の強みは、移動の合間にロスなく立ち寄れる圧倒的な利便性にあります。自慢の生そばは店内でこまめに茹で上げられており、喉ごしの良さと適度なコシが特徴的です。つゆは関東風のキリッとした醤油感がありながらも、鰹節のエグみが抑えられており、上品ですっきりとした後味を残します。Suicaでワンタッチ決済を済ませ、注文から1〜2分で提供されるオペレーションの完成度は、忙しいビジネスパーソンの強い味方と言えます。
一方、小田急線改札を出てすぐの場所で長年親しまれているのが箱根そば藤沢店です。小田急沿線住民にとっての「ソウルフード」とも呼ばれる同店は、やや甘みを感じるまろやかな出汁と、しなやかなそばのバランスが絶妙です。看板メニューである「かき揚げ天そば」の迫力は圧巻で、丼の表面を覆い尽くすほどのサイズ感を誇ります。改札外ではあるものの小田急とJRの連絡通路に面しているため、乗り換え客の改札内ランチに近い感覚でサッと立ち寄れる絶妙なポジションを確立しています。