山形純菜の原点は、キャンパスライフにあった。実践女子大学に入学した彼女は、食や健康に関する学びを深めながら、周囲の勧めで大学のミス・コンテストに出場することになる。元々目立つことが得意だったわけではない。むしろ、自身の可能性を試したいという純粋な探究心が、彼女の背中を押した。
グランプリに輝くと、彼女を取り巻く環境は一変する。立ち居振る舞いの美しさだけでなく、質問に対する的確で知性あふれる回答が審査員から高く評価された。キャンパス内での反響は大きく、一躍注目の的となったが、彼女自身の視線は既にさらに高い場所を捉えていた。