日本のエンターテインメントシーンを見渡せば、1997年生まれの俳優陣がスクリーンやテレビ画面を独占している現実に気づかされる。トップランナーの一人として目覚ましい活躍を見せるのが、STARTO ENTERTAINMENT所属の目黒蓮だ。彼が主演を務めた大ヒット作『トリリオンゲーム』で見せた、野心あふれる豪快なキャラクターと繊細な表情の演じ分けは、日本国内にとどまらず海外の視聴者をも魅了した。
一方で、実力派女優の筆頭格として揺るぎない評価を確立しているのが杉咲花である。主役を演じた医療ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』における静謐かつ圧倒的な演技力は、社会現象とも呼べる大きな反響を呼んだ。心に深い傷を抱えながらも前を向く主人公の感情を克明に表現し、観客の涙を誘った描写は記憶に新しい。彼らの出演作が世界的プラットフォームであるNetflixを通じて世界中に配信され、グローバルな視聴数を伸ばし続けている事実は、この世代の表現力が世界水準に達していることを裏付けている。