試合後の会見場、クリッパーズの指揮官ティロン・ルーは険しい表情の中に感心した様子を隠さなかった。「彼のスピードと判断力は本物だ。画面越しに見るのと、実際にコート上で相対するのとではプレッシャーの質が全く違う」とコメント。かつて自身もポイントガードとして名を馳せた名将だけに、河村が持つ純粋な指令塔としての質の高さを素早く見抜いていた。
相手の主要ガード陣も口をそろえて「低い重心からの切り込みと、どこからでもパスが出てくる怖さがある」と警戒感を募らせた。NBAのトッププレイヤーたちが、日本の小さな司令塔を正当な脅威として認識し始めた瞬間でもあった。