桃の仲間である「ネクタリン」と一般的な「白桃・黄桃」の最大の違いは、まさに皮にうぶ毛があるかないかという点です。ネクタリンはうぶ毛がない変種であり、昔から皮ごと食べるのが標準スタイルとなっています。白桃も適切にうぶ毛を落とせば、ネクタリンと同じように手軽に皮ごと楽しめます。
一方で、体質や体調によっては皮ごと食べる際に注意すべきポイントが2つ存在します。
① 消化不良によるお腹の不調
桃の皮は不溶性・水溶性の食物繊維を多く含むため、胃腸が弱っている時や一度に大量の桃を食べ過ぎた場合、消化不良を起こして腹痛や下痢を招く原因になります。特に小さな子どもや高齢者、お腹を壊しやすい方は、まずは薄切りにした小片から試すのが賢明です。
② 口のかゆみ・アレルギー反応
桃を食べた直後に唇が腫れたり、喉や口の中がイガイガ・ピリピリとかゆくなったりする現象は、「口腔アレルギー症候群(OAS)」の典型的なサインです。特にシラカバやハンノキなどの花粉症を持つ人は、桃のタンパク質構造が似ているため交差反応を起こしやすくなります。皮周辺はアレルゲンが濃縮されているケースもあるため、違和感を覚えた場合は直ちに食べるのをやめ、無理に皮ごと食べるのは避けましょう。