2019年、西田氏からのバトンを受け取ったのは吉本興業のトップ芸人・松本人志氏だった。お笑い界の頂点に君臨するカリスマの着任は、テレビ業界全体に強烈なインパクトを与えた。鋭い笑いのセンスと即興のコメントで番組に新たなスピード感をもたらし、従来のファンだけでなく若い世代の視聴者層も急速に巻き込んでいった。
吉本興業所属の若手芸人や個性派探偵陣とのテンポの良い掛け合いは、長寿番組に新たな血を注入した。松本局長体制のもとで、番組は古典的な人情バラエティから、現代的な即興お笑いショーとしての側面をさらに強めていったのである。