びわの木剪定で実がつかない原因は?巨大化を防ぐ芯止めと最新手入れ法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
びわの剪定は「いつでも切って良い」わけではありません。樹齢、樹勢、目的に応じて適切なタイミングが明確に分かれています。以下の比較表を基準に、目的に応じた作業時期を選択してください。
剪定種別・時期主な目的・作業内容切除対象の枝・注意点編集部の見解・リスク評価春剪定
(2月下旬〜3月)・越冬後の整枝
・摘果と同時に行う間引き
・樹形維持・枯れ枝、病害虫被害枝
・混み合っている不要枝
・寒害を受けた花房【推奨度:高】寒害のリスクが過ぎた直後であり、結実した実を見極めながら作業できるため初心者でも失敗が極めて少ない。秋剪定
(9月〜10月)・花芽の確認と調整
・日照改善
・摘蕾作業との連動・花芽がついていない徒長枝
・内側へ向かう内向枝
・下垂して地面につく枝【推奨度:中〜高】花芽と葉芽の区別が目視でつくため、不要枝のみを正確に間引ける。切りすぎると冬の寒風被害が増大するため軽微に留める。強剪定・更新
(3月下旬〜4月)・巨大化樹木のリフレッシュ
・大幅な芯止め
・主枝の切り戻し・直径5cm以上の太枝
・直立した巨大な主幹
・骨格を乱す大枝【当年収穫ゼロを覚悟】樹木への負荷が最大。翌年の収穫は諦める必要があるが、樹高をリセットするためには不可欠な荒療治。初夏剪定
(6月収穫直後)・収穫後の礼剪定
・夏秋梢の発生促進・実を収穫し終えた結果母枝
・傷んだ小枝【注意が必要】夏の強光による幹焼け(日焼け)を起こしやすいため、透かしすぎは厳禁。軽度の整枝に留める。