Q1:タコピーの正体と、タイトルの「原罪」とは何だったのですか?
A1:タコピーはハッピー星からやってきた純真無垢な宇宙人ですが、地球人の複雑な感情(憎悪、苦痛、嫉妬)を理解しようとせず、表面的な「ハッピー」を道具で押し付け続けました。「原罪」とは、相手の心に真摯に向き合わず、対話を放棄したまま独善的な善意を押し通し、結果として悲劇を何千回も繰り返させたタコピーの無知と傲慢さを指しています。
Q2:最終回でタコピーの記憶はしずかとまりなの中に残っているのですか?
A2:明確な記憶としては残っていません。タコピーが存在しない世界線へと改変されたため、二人はタコピーという宇宙人の名前すら覚えていません。しかし、無意識の深層にはかすかな痕跡が残っており、ノートを半分こにする行為や、ふとした瞬間に空を見上げる仕草など、タコピーが遺した「対話への一歩」は確実に二人の心に根づいています。
Q3:単行本(下巻)には連載版からの加筆や修正はありますか?
A3:はい、単行本下巻には連載時の生々しい緊張感に加え、物語の深層を補完する細やかな加筆・修正や描き下ろしイラストが収録されています。特に最終局面からエピローグにかけての描写の密度が増しており、雑誌連載時をリアルタイムで追っていたファンにとっても、下巻を一気通読することで作品の真価がより鮮明に理解できる構成となっています。