Q1:タイヤの寿命は何年くらい持ちますか?保管方法でどれくらい変わりますか?
A1:一般的な夏タイヤは使用開始から4〜5年、スタッドレスタイヤはゴムの柔軟性が命となるため3〜4シーズンが安全基準の目安です。直射日光や湿気に晒す不適切な保管を行うと、わずか2年程度でゴムが硬化・ひび割れを起こし使用不能になります。適切な前処理と遮光・減圧保管を徹底すれば、トレッドの残り溝がある限り規定の寿命限界まで安全性能を保ち続けることが可能です。
Q2:ホイール付きタイヤを縦置き用のタイヤラックに載せるのは絶対にダメですか?
A2:厳密には非推奨ですが、パイプ2本でトレッドを支える形状のラックを使用する場合は、下部への荷重集中による歪みが発生しやすくなります。どうしても縦置きラックを使用する場合は、空気圧を規定の半分に落とした上で、2〜3週間に1度タイヤを半回転させて接地面の位置を変えるメンテナンスを行えば、変形リスクを最小限に抑えられます。
Q3:エアコンの室外機の近くにタイヤを置いてはいけない理由は何ですか?
A3:室外機のファンモーターやコンプレッサーの作動時に発生する「微量オゾン」および排出される高温の乾燥熱風が、タイヤの主成分である合成ゴム・天然ゴムの結合を直接破壊するためです。オゾンに晒されたゴムは極めて短期間で表面硬化と深いひび割れを起こします。室外機からは最低でも2m以上の距離を確保してください。
Q4:保管していたタイヤを再び車に装着する際の注意点は?
A4:保管時に半分程度に減圧していた空気圧を、必ず車両のドア開口部等に記載されている「車両指定空気圧」まで再充填してください。また、トレッド面やサイドウォールにひび割れがないか、異物の噛み込みがないかを点検し、ホイールナットの規定トルクによる締め付け(トルクレンチ使用)を必ず実施してください。