「海外の処方薬を個人的に買って飲むだけだから、法的には何の問題もない」と思い込んでいる利用者が少なくありません。しかし、これは極めて危険な誤解です。
タイの痩せる薬に含まれる成分の中には、日本の法律における「麻薬及び向精神薬取締法」に指定されている規制薬物(マジンドール、ジアゼパムなど)が高確率で含まれています。これらを医師の正規な処方箋や国の輸入許可証なしに海外から発送させ、日本国内に持ち込む行為は、形式上「向精神薬の密輸(不正輸入)」に該当します。
税関の検査体制は年々強化されており、荷物が没収されるだけでなく、悪質と判断された場合は麻薬取締部(マトリ)や警察による家宅捜索、さらには逮捕・書類送検される刑事事件に発展する事例が実在します。また、医薬品医療機器等法(薬機法)の観点からも、未承認の劇薬・指定医薬品を無許可で販売・仲介する代行業者は明白な違法行為を行っており、そうした犯罪組織に氏名・住所・クレジットカード情報などの個人情報を渡すこと自体が重大な治安リスクとなります。